結婚する前に読んでおきたい!入籍するにあたって大切な3つの価値観

結婚は一生にそう何度も経験する方は少ないかと思います。

できれば1人の人と永く人生を添い遂げたいものですよね。

今回はそんな「結婚」において外せない大切な価値観についてお伝えしていきたいと思います。

かくいう私も既婚者ですが、「結婚前にもっとここを見ておけばよかった…」、「ここは盲点だったな…」と思うところはいくつもあります。

目次

「お金」に対する価値観

私と夫の間で大きくすれ違った価値観がこの「お金に対する価値観」です。

私はとにかく他人に尽くしたい!困っている人がいれば自分の財産を投げ打ってでも助けたい!非常に厚かましい性格です。

そしてもっと言えば、それなりの生活を維持できるなら貯金はそんなにしなくてもいいから今を楽しみたい!完全に浪費家頭です。

それに反し夫はというと…とにかく利己主義で、他人には一銭もお金を渡したくない。生活は質素でOK!貯金が趣味のドケチタイプです。(良く言えば倹約家ですが…)お金の価値観が合うということはとても大切なことです。

例で言えば「友人の出産祝い」あなたは友達の出産祝いにいくら包みますか?

私は1万円は最低ベースで送ります。ある時、夫と私の共通の友人夫婦が出産し、私の給料から1万円を包み送りました。

事後報告で夫に「今日〇〇ちゃんのところに出産祝い1万円包んだけど少なかったかな?」と相談するも、夫から返ってきた言葉に私は度肝を抜かれました。

「は?!1万も包んだの?バカじゃないの?普通5,000円くらいでしょ!!そうやってみんなにお金をばら撒くからお金がなくなるんだよこのバカ女!!」と…かなり厳しく叱られました。(名誉のために申しますが、私は普段そんなに散財もしていませんし、ブランド物には興味もなく化粧品もその辺で売っているドラッグストアの安いものを使う程度で飲み会も奢ったりなんてしませんがこの言われようでした…)このときはさすがに私も「お祝い事にケチつけるとか頭大丈夫?」などと言い返してしまいヒートアップ…1週間は口もろくに聞きませんでした(笑)

もちろん慶弔に限ったことではありませんが、日常の買い物に全てケチをつけられるため、かなりメンタルを削られてきました。

このように必要経費をどう捉えるか、その辺りの価値観のズレがないか入籍前にしっかり確認しておく必要があります。

「家事」に対する価値観

こちらにおいても新婚当初は夫との価値観の違いから衝突することが絶えませんでした。

具体的には「家事の負担割合」が一番の要になってきます。中でも最も価値観のズレ幅が大きかったのは「食事」です。

これは育ちに起因してくるかと思いますが、私は母子家庭育ちで母親が看護師の傍ら私を含め4人の兄弟を産み育ててきました。

ですから朝はトーストがメインで夕食は白飯に味噌汁、メインが付き、小鉢があればラッキーくらいのものでした。

もちろん火の取り扱いがある程度出来るようになった中学生頃からは家族で分担して食事を作っていました。

それとは対照的に義父が経営者であった夫は義母が専業主婦であったため、ご飯に汁物、そしておかずは4〜6品があって当たり前の生活でした。

なので、私が夫に夕食をと白飯・汁もの・メイン・和物を出すと「これ晩ごはん?え、なんか質素じゃない?こんなもん?うちは母さんが…」と延々語られる日々でした。(ちなみに今も昔も私は正社員で、専業主婦ではありませんでした。)

専業主婦の期間もありましたが、そんな品数他の家事や育児の合間に作る暇もなく、純粋に義母をサイボーグなのでは?!と思っておりました。(今でも思っておりますw)

今回は食事について例を挙げましたが、その他にもこだわり強い夫からは当初「洗濯物の畳み方はそうじゃない!!うち(義実家)はこんな畳み方してなかった!」、「ご飯も俺が作ったほうがウマイ!」、「掃除も片付けも下手くそすぎる!もういい!俺がやる!」とかなり高圧的かつ何かと義実家のやり方(=義母のやり方)を押しつけてこようとするところにうんざりしておりました。

家事一つとっても配偶者のやり方を尊重できるか、どこまで相手を許容できるか、配偶者を自分にとってどんな存在としてみているかといった配偶者(つまりあなた)に対する価値観がどうであるかも冷静に観察していかなければなりません。

そして独自の価値観を互いに持ちながらもいかに相手の価値観を尊重しつつ折り合いをつけながら一緒に生活するかというところもキーポイントになってきます。

「ライフスタイル」に対する価値観

先ほどの「家事」に対する価値観と少し似ていますが、これが最も大切な価値観となってきます。

具体的には「何歳までに子供を何人産んで、何歳で家を建てて、何歳で定年を迎えて、何歳で終活を始めるか」といった人生の設計図についての価値観です。

もっと踏み込んだことを言えば、「子供が欲しいから欲しくないか」、「子供が欲しい場合は何人欲しいか」、「マイホーム派かマンション派か」、「今の仕事を続けるか否か」、「定年後に何をするか」などなど挙げればキリがないほどあります。

もちろん全てが一致しなければいけないという訳ではありません。

お互い譲り合って生活できれば何の問題もありません。しかしどちらか一方が常に我慢を強いられる状況ではうまくいかなくなります。

ちなみに私と夫の例だと「子供を三人産んだあとの仕事に対するパワコン(パワーコンディション)」、「どちらがどれだけ家庭に入って家事育児分担するか」、「将来的にマンション購入かマイホーム購入か」この3点がこれまでの揉め事の大きな要因でした。

夫はのらりくらりある一定額の給料をもらって生活したいし子供達は可愛いけど育児はやってみるとしんどかったからあんまりやりたくない。だから仕事に逃げたい。将来はタワマン買ってそこに住みたい。夜景を家から眺めながら寛ぎたい。

一方の私は家族でのびのび過ごしたいが節約は好きではないので私もバリバリ働きたい。育児はしんどいけどやるしかない…けど可愛いから許してしまう。

ストイックに生きていきたいけど家族に迷惑はかけられない。近い将来マイホームを建てて子供達の騒音にもイライラしない環境を作りたい(どうしても子供達に「下の階の方々に迷惑でしょうが!!ドスドスしない!!!」と怒り気味になるので…)

その結果本来私の希望である家事育児5:5が私7:夫3の割合になってしまっております…。

仕事面も夫は全ての時間仕事優先!私は家事育児優先のため融通の効く定時上がりできるパートに…(夫からのお達しのため)終の住処(マイホーム)だけは勝ち取ったので全てはこのために我慢をしたんだ!と言い聞かせております(笑)

ですから、ライフプランについては結婚前にしっかり話し合っておいてください。

いざ蓋を開けてみると全く価値観が合わず最終手段の離婚届に判を押さなければならなくなってしまいます。

まとめ

ここまで様々な角度からお話ししてまいりましたが、いかがでしたでしょうか?

結婚はよく「タイミングと勢い!」と言われますが、タイミングと勢いだけで入籍してしまうと、取り返しのつかないことになってしまいます。

さっそくですが、今回のポイントを整理していきたいと思います。

金銭感覚の価値観に相違がないか確認しましょう!もし金銭感覚における価値観にズレがある場合、双方がどれだけ相手の価値観に譲歩できるかがカギ!

家事に対する価値観においては役割分担を決め、双方が納得できる形を取ることができるかぎ大切です。一方に負荷がかかり過ぎないよう結婚後の生活についてよく話し合いをしておきましょう。

ライフスタイルにおける価値観は生涯を共にするパートナーの選択するにあたり大変重要な項目となります。「相手はどのような人生を歩んでいきたいのか」、「自分はどんな風な生き方をしていきたいのか」有耶無耶にせず双方の意見の落とし所を見つけましょう。

簡単にまとめてみましたが、大きく分けてこの三つの価値観について、どれだけ落とし所を見つけられるか、全く同じ価値観ではなくともお互いがお互いを思いやる気持ちがあれば、その後の人生設計もうまく描いていくことができます。

ただ、どうしても「ここだけは譲れない!」価値観はあるかと思います。そんなときな代替案を出してみることも頭に入れておくと良いでしょう。

それでも「やっぱりこの人と生涯を共にするのは難しそうだな…」と感じた場合は、焦らず次のステップに進む準備も視野に入れておきましょう。

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